水合わせの儀とは古代から伝わる儀式の一つで、新郎新婦の汲んできた互いの実家の水をひとつの杯に注ぎ合わせて飲むという儀式のことです。
新郎新婦がお互いに違う家族、違う地方、違う環境で過ごしてきたことを、互いの実家の水で表し、それぞれの家風の違いを乗り越えて一つとなり、二人で新たな家庭をこれから築いていく意味や願いを込めて、互いの実家の水を注ぎ合わせた水を飲むのです。
この『水合わせの儀』自体は、本来は花嫁が嫁ぎ先の水に慣れる為、慣れさせる為に、始まった儀式だと言われています。この『水合わせの儀』で使われる水は、このような意味合いからも、本来は両家の母親が朝一番で汲んできたものを合わせるのが正式なのですが、最近ではおいしく飲みたい新郎新婦も増えており、ミネラルウォーターでされる方もいらっしゃいます。
この『水合わせの儀』は、品があり、また両家参加しての和やかな儀式ですから、『神前式』だけでなく、『人前式』でも行われることがあります。その場合には、もとおしゃれにアレンジされる方も多く、レストランなどで挙式を開催する場合などにはワインや地酒などでこの『水合わせの儀』をされる方もいます。また、グラスも一つに合わせるのではなく、シャンパンタワーのように積み上げられたグラスにシャンパンを注いだりする演出としてされることもあります。
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