ビスチェドレスとは、『ビスチェ』と『スカート』を組み合わせたドレスの総称です。この時の『ビスチェ』とは、フランス語で『Bustier』と書かれ、ストラップがなく、丈の短い下着のことです。つまりこれは、ストラップのような肩ひもがなく、丈がウエストまであるロングラインの『ブラジャー』のことで、元来はインナーでした。それがインナーとしてではなく、外で着ても良いようにアウター化したものが現在の『ビスチェ』です。
元々『ビスチェ』はインナーの中でも、特に装飾的でセクシーなブラジャーですから、『ビスチェドレス』自体も装飾的でセクシーな雰囲気を持っています。デザイン的には体にフィットしたものが多く、現在のブラジャーのようにワイヤーを使用して胸の形を整える機能を持ち、上半身のシルエットを美しく見せる効果があります。肩ひもなしに首から指先まで素肌を露出する『ビスチェドレス』は、特に『アームライン』を長く細く見せるといった効果があり、『アームライン』を美しく見せたい花嫁にお勧めです。また、首から胸元にかけて広く空いたデコルテにより、バストを強調し、アクセサリーがより美しく映えます。現在ではストラップのないキャミソールのこともビスチェと呼ぶ場合があります。
ウェディングドレスは本来、カトリックの教えから肌を見せない方が良いとされていますが、最近の日本の婚礼場面では、胸元の開いた露出の高い『ビスチェドレス』も人気があります。この『ビスチェドレス』と上着がセットになって、2ウェイドレスとして楽しめるドレスもあり、その場合挙式と披露宴とで衣裳を区別することもできます。
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