桜湯とは、塩漬けした桜の花に湯を注いだ飲み物です。色合いも良く、『見合い』『結納』『婚礼』などの祝いの席で多く用いられるお茶です。別名『桜茶』ともいいます。
この『桜湯』に使用する桜の花の塩漬けは『桜漬け』とも呼ばれ、お吸い物の具として使われたり、『桜漬け』と一緒にご飯を炊いて『桜ご飯』にして食べたりもする。『桜漬け』の全国生産の内、8割を生産する神奈川県秦野市では『桜漬け』を用いた『桜おにぎり』というものもある。『桜の花』の「がく」を除いた花全体を塩と梅酢で漬け込んだもので、保存時は花びらが閉じ、丸まった状態ですが、湯のみ茶碗に入れて湯を差すと、塩漬けの塩が溶けだし、花びらが開いて湯の上面に浮いてきます。
一般に『お茶』と呼ばれる『煎茶』は、「お茶をにごす」「茶々を入れる」等の意味につながり、慶事では忌み嫌います。その為、代わりの飲み物としてこの『桜湯』や『昆布茶』を用いるのです。ただし、結納の儀式が一通り終わった後は、普通の煎茶でも何でもかまいません。
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