子生婦とは、結納品の九品目のひとつで言葉通り『昆布』のことです。昆布は「よろこぶ」という語呂合わせから縁起が良く、祝い事には欠かせない縁起物として有名です。
この語呂合わせによる縁起担ぎの他にも、昆布は『成長が早い』『繁殖力が強い』などの性質を持つこと、『海底で一つの株から多くの枝を伸ばす』という昆布の様子から、「子宝に恵まれ子孫繁栄を」という願いも込められています。そして『子生婦』という文字を当てることで、「新婦が立派な子供を産み、良い母になりますように」という願いも込められています。
この時、嫁入りの場合、つまり新郎家より新婦家へ結納品が贈られる場合は『子生婦』という文字をあてますが、婿養子で新婦家より新郎家へ結納品を贈る場合は『子生夫』『幸運夫』などと書く場合もあります。これ以外にも、結納時には縁起物である昆布を熱湯に煎じた『昆布茶』を飲むなど、昆布は結納にかかせないものの一つでもあります。
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