結婚式

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吉報にプロの司会者のさすがの機転

「本日、姉が来られません。」

結婚式当日。新婦さんが、少し寂しそうに言われました。まだ、出産予定日より一ヶ月ほど早いのに、妊娠されているお姉さまが入院されたというのです。もしかしたら・・・いろんな憶測が飛び交う中、新婦も姉を気遣って、自分の結婚式を喜ぶに喜べませんでした。

「大丈夫。お姉さまもきっと、あなたの結婚式を想ってくれていますよ。」

そんな中、一番お姉さまの状況を把握している新婦のお母様と司会とで特別に打ち合わせをしました。

「どのような状況かを、プランナー、もしくは司会に伝えてください。」

悪い情報であれば、披露宴中にお話するわけにはいきません。また、良い知らせであれば披露宴中でも新婦様にお伝えしなければなりません。新婦は本当にお姉様と仲良しだったようで、私は普段は隠れて見守りながら式の進行役をさせていただくのですが、今回は常に新婦の側についていました。すると、新婦が再入場し、席につかれてから、司会が

「実はですね・・・」

と切り出しました。

「新婦様の大好きな大好きな、お姉様。小さい頃からずっと一緒に手をつないで歩んでこられたお姉様が、たった今、」

会場がナレーションの神妙な雰囲気に、一瞬シンと静かになりました。

「無事ご出産されました。」

声を明るくして司会者が言うと、会場は大喝采。司会は、この情報を聞いた時「マイクを通してみなさんに喜びを伝えた方が、新婦だけにこっそり伝えるより良い」と思いました。なぜなら、打ち合わせの時に新婦が「大好きなお姉ちゃん」のことをいつも心配しているのを司会者がメモしていて、そのお姉さまの吉報であれば、ゲストみんなでお祝いしたいだろうと機転を利かせたからです。新婦は涙を流しながら、この日で一番の笑顔を見せてくれました。

実はこのお二人、司会者を知り合いに頼もうとされていました。そのお知り合いの方は「初めて婚礼の司会をする」と言われるので、私は「やってもらいたいの?」と確かめました。すると「お金が浮くから」と返事が。私は、お友達や思い入れのある方であればいいのですが、そうでなくてお知り合いの方に頼むのであればやめたほうがいいとお伝えしました。

婚礼の司会者は何百組ものカップルの披露宴司会者を経験しています。その中で、どんなハプニングも動じることなくやってみせるノウハウを身につけています。それに、お知り合いの方に司会をしてもらっても「お礼」をお渡ししなければなりませんので、どちらにしろ同じようなお値段になるのです。お二人は、そんなに言うなら、とプロの司会者を頼まれました。その時は自分達がハプニングに見舞われるとは思いもしなかったのですが・・・

結婚式の後、「司会者がプロの方でよかった。」としみじみ言っていらっしゃいました。「お姉さまの出産」という吉報ですが、もしただのお知り合いの方であればあんなに「想い」のこもったナレーションはできなかったでしょう。また、会場全体を包み込む「お祝い」の雰囲気も、演出できなかったでしょう。披露宴は「司会者」が雰囲気を作ります。司会者にお二人のお気持ちや不安など、話しておけばきっと良い事がありますよ。

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