「当日、暇そうな人に、てきとうに受付とかやってもらおう~っと。」
「当日、車代とかお礼代とか、親に配って貰えばいいや。まだ頼んでないけど」
結婚式当日って、どんなものなのか想像も付きませんから、こんな風に考えてしまって無理もありません。
こう考えていたあるお二人は、当日三時間前に会場入りをしました。時間的にはかなり余裕です。新婦は早速お着替え、メイクに取り掛かります。約1時間かけて、新婦のメイクが終わり、髪型に1時間半かかりました。その間、新郎は「受付」の準備をしていました。ウエルカムボードを飾ったり、二人の思い出の写真を飾ったり。そして、二人の大好きなクマの真っ白なぬいぐるみに、マジックでゲスト一人一人からメッセージをもらおうと、マジックとぬいぐるみをスタンバイ。あろうことかこの「メッセージドール」は前日に考え付いたことでしたので、プランナーには何も相談していませんでした。
さて、1時間半が経つと、ぞろぞろと親族の方もやってこられて、ウエルカムドリンクを飲みながら小会場でお待ちいただいていました。実は、二人は「受付をいとこに頼もう」と考えていましたが、新郎が小会場に行って受付を頼もうとすると、彼女がいません。
「あれ?○○ちゃんは?」
「あぁ、今振袖着せてもらいよるよ~。」
そう、彼女は当日振袖を着るので、現在着付け中ということなのです。新郎さんはそうこうして受付を頼めないうちに「ちょっと来て下さい!写真撮りますよ!」と呼ばれます。そう、記念写真です。
写真撮りで結構時間が経ってしまい、あげくの果てに、「今からリハーサル挙式で~す。」と呼ばれます。時間を見ると挙式30分前。彼はプランナーを呼び止めました。
「すんません。いとこの○○に、受付してもらうよう言ってください。」
プランナーは急いで受付の方を探し、受付をしてもらうよう指示を出します。しかし、このとき、肝心なことを忘れていませんか・・・?そう、「メッセージドール」のことを何も言われていない受付のいとこさんは、通常通りお祝いを受け取り、芳名帳に名前を書いて貰いますが、「メッセージを書いてください」と言うわけはありません。
そして、30分前からたった15分たった頃に今度は「ご親族の方は全員挙式会場のほうへどうぞ!」挙式会場に先に入るのはご親族です。また、この時は「親族紹介」を挙式前にすることになっていたようで、ゲストより15分先に親族が挙式会場へ移動しました。彼女は呼ばれてしまったので、会場へ移動。受付は誰もいません。
結局、それに気づいたプランナーが、お友達に頼み、受付をしていただきます。受付が終るとご祝儀は誰に渡せば良いのか・・・分らなかったお友達は、結局挙式の間ずっと大量のご祝儀袋を持って参加することになってしまいました。
ゲストの方に迷惑を掛けないためにも、段取りをプランナーと良く話し合っておいて下さいね。また、前日思いついたことは極力早くプランナーに知らせてくださいね。そうでなければ、この例のように、真っ白なメッセージドールだけが手元に残ってしまうことになりますよ。
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