突然ですが、女性の方にお伺いします。
デパートの化粧品売り場に行くと、「無料でメイクして差し上げますよ。」と声をかけられませんか?もし、まだお試しで無いようでしたら、一度行かれて、メイクしてもらって下さい。私の今回申し上げる事が、よくお分かりになると思います。
行かれて、実際にメイクをしてもらったことのある方はお分かりだと思いますが、他人にメイクしてもらうのって、とても気持ち良いんですよね。冷たいような、あったかいような・・・で、いざ鏡を見てみると「なんじゃこりゃあ?」という悲鳴をあげてしまうわけです。これは、普段自分がしているメイクとあまりに違う為。
婚礼美容も同じです。普段私たちがするメイクとはコンセプトが違います。
普段のメイク、あなたは何を心がけていらっしゃいますか?「ナチュラルな美しさ」「目が大きく見える」・・・様々だと思います。けれど、けして「写真に撮った時美しい」「誰よりも目立つ派手さ」というのがコンセプトではないと思います。
婚礼美容というのは、まさにこの「写真に撮った時美しい」「誰よりも目立つ」というのがコンセプトなのです。この二つを達成する為に、美容師は「色を濃い目に」使います。そして、普段はそんなに濃く塗らないまぶたの上の色が「ド派手な紫」だったりすると、ぎょっとしてしまうわけです。
「きゃー」
新婦の悲鳴を聞いて駆けつけたこともあります。
「どうしたの?」
「見てください・・・このメイク・・・」
彼女は普段アイラインを引いていませんでしたので、ラインが入って目のでかい自分を見て気持ち悪くなってしまったのです。
「こんなの嫌です・・・」
この場合、何とか写真だけはその顔で撮らせて貰い、ゲストの前に入場の際はメイクに頼んで少し薄めにしてもらいました。
こういった事態を防ぐために「リハーサルメイク」というものがあります。ゆったりと時間をとってくれるので、「気に入らない」といえば、その場で少しずつ直し、「これがいい!」という状態になったら、「当日はこのメイクでいきましょう。」となります。こんなに便利な仕組みがあるのですが、これがなかなか普及しない。というのも、お金がかかることですから、私たちも「絶対にしなさい」とは言えないのです。
しかし、私は常に口をすっぱくして、「ご友人の結婚式、または会社のパーティ、何でもいいからおしゃれしたい時に、リハーサルメイクしてもらいましょうね。」と言っています。リハーサルメイクの相場が10000円から。それを「お金がかかるからしない」と簡単に結論付けるのではなく、友人の結婚式でのセットアップにどうせお金を使うなら、リハーサルメイクをしてもらうなど、賢く「実行」しましょう。せっかく高いお金だして買った写真アルバムに、自分の嫌いなメイクで写っているというほうが、リハーサル代を払うよりよほど「高くつく」と私は思います。
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