よく、ウエディング雑誌などを読んでいると、「持ち込むとお得」などと書かれていたりします。衣裳・引出物・・・持ち込む場合は「持ち込み料」が発生することは、昔と比べずいぶん多くの方がご存知のようです。多くの雑誌やインターネット記事でも取り上げられていますからね。しかし、「本当に持ち込むと得」なのでしょうか?
答えははっきり言えば「NO」です。
どこの会場も「持ち込み」を歓迎しているところはありません。その為、もし持ち込むということになれば、多くの場合プランナーは嫌がります。上司に「どうして持ち込むんだ」と言われたり、指定店から「どうしてうちで借りてくれないの?本当に勧めてくれたの?」と問い詰められるのが「いやだなぁ。」と思う気持ちは、プランナーの「サービス精神」を折ってしまうことがあります。
特に指定店からの問い詰めは厳しい所が多いようです。皆さんご存知の「ブライダルフェア」のお花やプレゼント・模擬挙式の衣裳などは指定店が「ご協力価格で」もしくは「無料で」会場に奉仕しています。それなのに、お客様が「持ち込み」という形をとるのは、釈然としないわけです。そしてそのしわ寄せはプランナーの心理を容易につぶしてしまうのです。
プランナーは通常、無料で「引出物を引出物バックに入れる」「衣裳を前日に確認する」などの作業をしています。それは全てお客様の結婚式を成功させる為なのですが、持ち込んだものに関しては「一切責任は取りません。」というスタンスに変化します。
例えば、あるプランナーの話によると昔お母様が着られたウエディングドレスを持ち込んだお客様がなんと「ベール」を忘れてしまいました。これは大変なことです。ベールがない花嫁はいません。通常であればこのようなことは無いよう、プランナーが前もって全ての衣裳・小物を点検します。
しかし、お客様責任となる「持ち込み」の場合でしたので、担当のプランナーの方が点検しなかったということです。結局、ベール無しというわけにはいきませんから余っていたベールをお貸しして、無事式を迎えられました。ベール代は勿論後々請求されます。実は、料金の分だけプランナーは責任もって働いています。「持ち込む」場合は、それらの「サービス」がいらないから持ち込みたいという意識を持ちましょう。
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